円満Life

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受注減時の会社の動き方

皆様、おはようございます。

 

 

今、新型コロナ世界拡大により経済が大きく停滞しています。

 

旅館、居酒屋など、売上が激減し大変なことになっていると思います。

 

僕の会社の受注も3月、4月の分が徐々に減ってきています。

 

弊社の量産部品はあらゆる機構部品に使用されるため、受注動向をみることで色々な場所で色々なものが生産ストップしていることがわかります。

 

生産するものが充分に無くとも、当たり前ですが従業員のお給料、土地建物、設備の減価償却、その他諸々の固定費はかかり続けます。

なので損益分岐点まで受注をいただかないと当然、赤字となってしまいます。

弊社はBtoB(企業間取引)なのでお客様の景気動向にもろに左右されます。

 

この様なタイミングは数年に1度は必ず到来するので、僕はそこでやることを決めています。

生産に時間のかかる製品、つまり金型の出来が芳しくなく、様々な調整をして苦しみながら時間をかけて生産している製品の改善を行っています。

 

日頃から、製品毎の金型段取り替え時間、適正生産時間に対し実際にかかった生産時間をデータとして採取しています。

優先順位を決め、仕事が薄くなったタイミングで原因追及から金型修正までどんどんやります。

 

そうすると、受注が回復した時、生産性が自然と向上します。

浮いた工数で従業員に対し、ロボットのプログラミングや図面製作など、人の考える力が必要な仕事を教育します。

 

今回もこの機に、新型コロナ収束後の増産に向けて生産性向上活動を実施しています。

 

ただでは転んでいられません。

 

費用は出ていったとしても、その分技術と生産性を高め、会社の価値を上昇させたいと考えております。